各賞当選作発表
お世話になっております。Debby Pumpです。
「2017年文学フリマDebby Pumpアワード」各賞当選作が決定しましたので、以下にお知らせします。
なお、各賞選評につきましては別記事としてアップロードいたします。リンクを参照してください。
●最優秀小説冊子賞
斉藤ハゼ(やまいぬワークス)『猫の都合をきいてきて』
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●最優秀詩歌冊子賞
ちずぐみ(犬と南港)『水星たちの夜』
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●最優秀小説作品賞
日谷秋三(Lousism)『Vertigo』
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●最優秀詩歌作品賞
遠藤ヒツジ『オオオミアシノ、カンパネルラ』
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●最優秀エンタメ賞
紫水街、な゛、阿佐翠(神聖自炊帝国)『味噌からの自炊学 Ⅱ+B [麦茶ート式]』
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当選作の発表は以上となります。
※「当選作」という呼称につきまして「その呼び方ではくじ引きで決め手いるようでふさわしくない。受賞作と呼べばよいのではないか」というご意見を頂きました。私としては特に違和感のない呼称でしたが、たしかに誤解の生まれそうではあるとご意見いただいて思いました。
今回はすでに発表済みですのでこのままとしますが、次回以降は改める予定です。
(2018/1/4 追記)
<主催者より 閉幕挨拶>
お世話になっております。Debby Pumpです。
ふとした思い付きではじめた本企画、一応のところ無事に終えることができ、まずはほっとしております。選考にあてた時間が濃密に過ぎたためか、開催を発表してからたった一か月しか経っていないのかと思うと、どこか不思議に感じます。
さて、本企画を行った意味とか、私の想いを少しだけ書かせていただこうかと思います。どうかお付き合いください。
まず、この企画を通して、優れた作品がもっと知れ渡ればよいというのが第一です。たとえば、今後文フリに行った人が、今回のノミネート作を見つけて、そこに足をとめる理由になれば。たとえば、これまで文フリでたくさん買ってきたけど全然読めてないという人が、積読の中に今回のノミネート作を見つけて、まず一冊を読み始めるきっかけになれば。
個人的には、文フリ出店者みんな、自分の名前つけたアワードを開催しちゃえばいいのになあと思っています。自分で本を探して買って、ちゃんと読んで、ノミネート作品を選出して、またちゃんと読んで向き合って、必死こいて選評書いて、受賞作を決めて……。っていうのを、みんなが当たり前にやるようになれば、間違いなく同人文芸の世界はより一層二層と面白くなりますよ。絶対に。
まあ、とりあえずはこんなところです。言い忘れあったらTwitterで呟きます。
(あ、あと、よろしければ私の作品にもちらっとご興味頂けたら幸いです。「上から目線で表彰とか言うとった奴はナンボのもんなんじゃい!」という感じでも。恥ずかしげもなく言いますが、すごく良いんですよ。私の作品。ぜひ)
それでは、快く企画にご賛同いただきましたノミネート作品の著者・作者の皆様、本企画をご紹介してくださった皆様、ご覧いただきました皆様、まことにありがとうございました。これにて、2017年文学フリマDebbyPumpアワードを閉幕致します。また来年も、どうぞよろしくお願い致します。
Debby Pump
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